楽器文庫

ギターやドラムなど楽器に関わる記事をつらつら書いています!

フレットって何?地味だけどギターには欠かせないパーツの一つ!

 

どのギターで弾いても、Fコードの音はFコードの音だし、4フレット3弦を抑えた音は4フレット3弦を抑えた音と同じですよね?

(同じギターという楽器なんだから当たり前なんですが笑)

 

それは『フレット』が決められた場所に正確についているからです!

一見地味で、当たり前のようにある『フレット』に今回は焦点を当てていきましょう!

 

目次

 

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フレットとは

 

ギターの指板(フィンガーボード)についている金属の棒のことを『フレット』と言います。

ギターにもよりますが1つのギターに22~24個ほどフレットが付けられています。フレットを数えるときはヘッド側から1フレ2フレ・・・24フレと数えていきます。

0フレという言葉もあり、これはフレットではなく、ナットの部分を差しています。

ナット(0フレ)が開放弦(どこも抑えないで弦を弾く)の音を作っているので、0フレと呼ばれるのです!

 

そしてフレットは消耗品です!!

 

金属なので、長年使っていると弦とこすれることで次第に削れていきます。(特にチョーキングで)

フレットが削れていくと音が狂ったり、ビビり(音に雑音が出る)がでたりしますので、交換しないといけません。

多少の削れや、弦の跡、汚れとかならフレット全体をやすりで少しづつ削って均一にしてあげれば良くなります。お店とかでは均一にすることを『すり合わせ』と言います。

 

消耗品と言いましたが、実際に交換に至るまでには10年単位くらいの話なので特に気にしなくてもいいと思います!

(じゃあ消耗品とか言うなよと聞こえてきそうですが、一応周知したかったのです笑)

 

プロレベルになると余分な力が全く加わらないため、フレットがなかなか削れないそうですが、人によってはガンガン削れたりもしますので、ちゃんとメンテナンスはしてあげましょう!

 

自力で交換することも可能ですが、リペアショップや、楽器店などに持っていけば料金はそれなりに掛かりますがやってくれます・・2万円~くらい。。(た、高い…)

 

他にも、先ほど言ったすり合わせや弦高調整、弦交換まで、やってくれますよ!

 

フレットの材質は、シルバーニッケル(亜鉛などの合金)やステンレス、真鍮(しんちゅう)などがよく使われています。

シルバーニッケルに比べるとステンレスの方がより硬く強度があります。

硬いフレットほど削れにくいので長持ちしますが、音も多少硬質になるので、硬いからいいというわけでもありません!

 

フレットを作っている会社

 

フレットを作っている会社は少なく、日本だと『三晃製作所』がほぼほぼ日本のギターのフレットを作っています。海外だと、『ジム・ダンロップ』や『ディマジオ』あたりが有名です!

 

三晃製作所ではフレット単品での購入も可能で24フレットセットで4000円~くらいで売っています!

ちなみに三晃製作所は、フレットだけでなく眼鏡フレームや模型レール、スキーやスノボのエッジなんかも手掛けています!

 

↓↓↓↓↓三晃製作所HP↓↓↓↓↓

http://www.sanko-s.co.jp/

 

 

フレットの名称

フレットにも各部に名称がつけられています!

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フレットの断面図

 

フレットはこのような私の嫌いなキノコのような形をしています!

『クラウン』『ビード』と呼ばれる頭の部分が弦に当たる部分になります!(なぜ呼び名が2個あるんや…)

『タング』は足の部分でココがすっぽりフレットにはまります!それだけでは抜けやすいので、抜け防止のため『スタッド』がついています。『スタッド』の言葉自体は『鋲』という意味で、タイヤやスパイクの裏などにもある突起物のことですね!

 

そしてフレットを差し込むために指板側に空いている穴のことを『スロット』と呼びます。

『スロット』は『細長い穴』という意味なので、ガットギターのヘッドに空いた穴もスロットと言い、そのヘッドの形を『スロテッドヘッド』と言ったりします!

 

↓↓↓↓↓スロテッドヘッドに関してまとまてあります↓↓↓↓↓

【知識】ギターヘッドの違いとそれぞれの役割を理解しよう! - 楽器文庫

 

初期に開発されたフレットはきのこのような形ではなく、正方形のフレットが使われていたそうです。

つまり、スロットの溝とフレットの幅が同じ大きさだったようです。文字からでも想像できるくらいにすぐ抜けちゃいそうですよね!

 

また大きさによっても名称がつけられていたりします。

『ジャンボフレット』『ナロートール』など・・・

 

ジャンボフレットは言葉の通り大きめのフレットで、ナロートールは細長く、背が高いフレットです!

 

それぞれに特徴があり、弾き心地なども変わってきますので、自分のギターにフレットを一度確認してみると面白いかもしれません!

 

フレットレス

中にはフレットレス(フレットがない)ベースなんかがあったりします!

そもそもベースの原点、コントラバスはフレットレスなんですけどね!

フレットレスはフレットがない分音程の幅がとても広いのが特徴です。指板どこでも抑えたところの音がでますから、当然ですよね!

しかし演奏には知識と経験が必要になってきますので、フレットレス購入したいって方は、難しいのを覚悟で購入しましょう!

 

ベースの起源や特徴など↓↓↓↓↓

www.ame-fure.com