楽器文庫

ギターやドラムなど楽器に関わる記事をつらつら書いています!

ブレイジングって知っていますか??

こんにちは!

『あめ』です!!

ブログを書くのって楽しいですね!!

 

前回、弦の種類によって音は変わると言いましたが、

音を左右する要素は、まだあります。

 

みなさん、ブレイジングって知っていますか?

 

今回は、そのブレイジングについて、わかりやすく書いていきたいと思います。

 

 

目次

 

ブレイジングとは

 

アコギのトップ板の裏についている骨組みのことを差します。

 

日本語では、『力木(ちからぎ)』と呼ばれます。

 

こんな感じの骨組みが、アコギの裏側についているのです!

 

 

ブレイジングがある理由としては、

板が歪まないようにするのはもちろん、音の伝達版にもなります。

 

つまり、補強と、音の鳴りをよくするためなのです!!

 

ブレイジングの形

主流なのが、

 

Xブレイジング

 

Xブレイジングは、Martin社が、考案した構造です。

ブレイスが、真ん中付近で交差しているのが特徴です。

 

f:id:ame_fure:20190910221035p:plain

Xブレイジング

 

今では、ほとんどのギターが、Xブレイジングを採用しています。

 

ギターや、メーカーによって、交差させる位置は様々で、

それによって音も変わってきます。

 

ブレイジングによる音の変化は

交差点の下にある2本のトーンバーと呼ばれる部分が大きく関係しています。

 

ここを自分で、カンナや、サンドペーパー等で削り音を調整する方もいますが、

自分の好みの音に調整するのは至難の業です!

 

また削りすぎると、強度が落ち、ボディの破損の原因にもなってしまいます。。

 

強度が落ちと言いましたが、

強度は、交差する位置で調節することも可能です。

 

太い弦を好む人(音量UPのため)が増え、

トップ板についているブリッジ部分にかかる

弦の張力(約40㎏)に耐え切れず、はがれてしまうことが起きましたが、、

交差の位置をブリッジ側にもってくることにより、強度の増強に成功しました。

 

 

他にも、

ファンブレイジング(扇状)

ラティスブレイジング(格子状)

などがあります。

 

スキャロップドブレイジング

高めのギターに多く見られる加工技術です。

ブレイスが、波状に削り取られているのが特徴です。

 

この技術は、指板などでも、たまに見かける技術です。

 

削り取ることにより、軽量化だけでなく、音の立ち上がりがよくなるのと、

弦を弾いた直後の音(アタック音)が大きくなります。

 

音の伝達を殺しすぎないため、軽い振動でもボディ全体が響いたような

サウンドを得られます。

 

 

波状に削る理由は、全部削ってしまうと強度がガクッと落ちてしまうため、

支柱になる部分を残すことで、強度を保っている。

f:id:ame_fure:20190910222413p:plain

スキャロップドブレイジングのブレイスを横から見た図

 

 

逆に、ノン・スキャロップ(普通の)は、

サステインが長く、アタック音が小さくなります。

 

 

他にも、ヤイリギターでは、

ブレイスに、穴を開けて軽量化を図った

エアリーブレイジングという、技術も開発されました。

 

これにより、今までにない歯切れの良さと爽快な音が実現しました

 

普段はなかなか、見ることさえできない部分が、

アコギの音に大きな影響を与えているんですね!

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

あめ