楽器文庫

ギターやドラムなど楽器に関わる記事をつらつら書いています!

【衝撃】ピックアップのアクティブとパッシブの特徴と違い!

 

 

ベースの種類でアクティブベースとパッシブベースがあるのは有名な話ですが

ギターにも『アクティブ』『パッシブ』があるのはご存知ですか?

正確にはギターにはと言うより『ピックアップ』にあるんです!!

 

 

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ギターにもアクティブとパッシブは存在する?!

 

そもそも、『アクティブ』『パッシブ』と言うのはベースに限った話ではなく、ギターにも存在するのですが、さらに言えばギターやベースにアクティブやパッシブがあるというよりは、『ピックアップ』にアクティブとパッシブがあるんです!

 

ベースにもエレキギターにもピックアップは当然付いていますよね!ピックアップがついているならギターベースにアクティブとパッシブの両方があるのも当然なんです!

〈ピックアップとは、弦の音を拾って電気信号に変換してくれているエレキギター(ベース)には欠かせないパーツです!〉

 

なので、アクティブベースとはアクティブピックアップを使用したベースの事、パッシブギター(言わないですけど)とは、パッシブピックアップを使用したギターの事を差しているんですね!

 

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アクティブピックアップとパッシブピックアップの違い

 

ピックアップは電気信号に変換するために電気を必要とするのですが、その電源供給の方法がアクティブとパッシブでは異なります。

 

パッシブ   弦の振動により発電

アクティブ  別に回路を持ち電源供給が必要

 

◆パッシブピックアップ

 

『パッシブピックアップ』は、弦の振動により電流を生みますが、それはピックアップに使われている磁石が関係しています。

 

細かい説明はここでは省きますが、ピックアップ内の磁石(ポールピース)が発する磁界を、弦が乱すことで電流が生じる仕組みです!

つまり弦は磁界を乱せるものでなければいけません。

弦は鉄製なので、磁石にくっつきますよね!これが磁石にくっつかない紐や木の繊維などでは、磁界を乱すことができず、ピックアップが音を拾ってくれないのです。

 

 ☟より詳しいピックアップの仕組みはこちら

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そしてパッシブピックアップは、電池や無駄な増幅回路を使わずに音を電気信号に変換しているので、弦の振動が忠実に音に現れます!繊細な演奏のニュアンスや力具合など細かいところまで自分の思いのままの音を出すことができるのです!

 

【パッシブピックアップの特徴】

  • 電池を使わない
  • 弦本来の音が出せる
  • 外部ノイズに弱い

 


 

◆アクティブピックアップ

 

『アクティブピックアップ』は大まかなPUの仕組みは同じなのですが、パッシブとは違い、『プリアンプ』と言う増幅回路を内蔵していて、それを稼働するために電池が必要になります!

 

音を言ってしまえば無理やり回路で増幅させているので、弦本来のナチュラルな音は出にくく微妙なニュアンスは表現しにくくなってしまいますが、外部ノイズに強くなったり、深く歪むようになったり、クリーンな音もよりクリーンになったりとメリットも多いです!

 

プリアンプには、さらに『インピーダンス(内部抵抗)』ハイからローにする役割を持っています。なんのこっちゃわからんとは思いますが、『ハイインピーダンス』だと外部ノイズを拾いやすいと思ってください!

 

パッシブピックアップは、ハイインピーダンスのままなのですが、アクティブピックアップは、プリアンプを付けることにより、ハイ→ローインピーダンスへ変換してくれているのです!

これにより外部ノイズに強くなり、長いシールドを使ったりエフェクターをたくさん繋いでもノイズが入りにくいというメリットがあるのです!

【アクティブピックアップの特徴】

  • 9V電池を使用
  • 歪みやクリーンな音が強調
  • 外部ノイズに強い(例:長いシールドを使うときにノイズが入りにくい)

 

またアクティブの方は電池を使っているため、当然ですが電池切れが発生します。

音が急に悪くなったり、しょぼくなったりしたら電池が切れかかっているので交換してあげましょう!

 

コントロールパネルにもあるアクティブとパッシブ

実はピックアップだけでなく『コントロールパネル』にもアクティブとパッシブがあるんです!

 

『コントロールパネル』とは、ギターの☟この部分の事です!

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コントロールパネル

ボリューム(音量)をいじったり、トーン(音質)をいじったりできるノブ(つまみ)の付いた周辺のことですね!

アクティブ、パッシブの意味合いは同じで、ようは電池を必要とするかしないかですね!

 

◆パッシブコントロールパネルの特徴

つまみがついていじれる所はボリュームとトーンのみ

トーンとは音質をいじれる役割があります!絞れば音はこもったような音になり、フルテン(つまみを最大値にすること)にするとはっきりした音になります!

 

◆アクティブコントロールパネルの特徴

つまみがついていじれる所はボリュームの他にBASS(低音)、MIDDLE(中音)、TREBLE(高音)などです!

 

このBASSなどは、それぞれの音をブースト/カットできる便利な役割があります!

BASSをフルテンにすると低音がブーストされ、より低音が聞き取りやすくパワーも上がります!逆に完全に絞るとカットされ低音は鳴らなくなるのです!

 

このブースト/カットするには、また特別な回路が必要になり、そのために電池が必要となってくるのです!

 

ピックアップがアクティブならコントロールパネルもアクティブで、

ピックアップがパッシブの場合はコントロールパネルはアクティブかパッシブ両方の可能性があります!

 

ピックアップ     コントロールパネル

アクティブ   →  アクティブ

パッシブ    →  アクティブorパッシブ

 

ピックアップもコントロールパネルもアクティブの場合は、電池を共通して使うことができるので、1つで済みます。

ピックアップがパッシブの場合は、コントロールパネル用に電池を1つ組み込まなくてはならなくなります!

 

アクティブ×アクティブの場合電池を1つにすることが多いですが、あえて2つにしているものもあります。それはピックアップとコントロールの電池を1つにすると多少ですが、ピックアップの音質にも影響が出てきてしまうからです!

ピックアップの音質を維持するためにあえて電池を2つ入れているんですね!

 

ギターとベースのアクティブとパッシブの比率

ギターとベース両方に、アクティブとパッシブがあるのは分かりましたよね!

では、世の中的には、どちらが多いのでしょうか?

 

ギターは『パッシブ』が多いです!

なぜかと言いますと・・・

ギターはベースと比べてエフェクターを繋いで音を変えることが圧倒的に多いです!

そもそもギターはメロディを担当していますよね!演奏の中でも前面にでるような音を出す機会が圧倒的にギターでは、音にバリエーションを出す機会が必然的に多くなります。

 

エフェクターをたくさん繋ぐならアクティブのがいい気もしますがピックアップをアクティブにするとコントロールパネルもアクティブにしなくてはいけなくなります。

 

ギターは各音域の調整はエフェクターで大きく変えることが多いので、ギター本体にブースト/カット機能がついていても、それ以上の変化をエフェクターで起こせるためあっても邪魔なだけなんですね!

 

かといって存在しないわけではないですよ!アクティのギターも数多く存在します!

ここらへんは結局、人の音の好き嫌いの話になってきますので、追及しても意味ないですね!

 

一方ベースの方は世の中に出回っている数的には両方ともトントンと言う感じでしょうか!

周りにもよると思うんですが、アクティブのがやはり多いですかね?

 

ベースはそれほど音を変える必要もないので、パッシブでエフェクターをたくさん繋いでバリエーションを増やすというよりは、手元のコントロールノブで、いつでもちょちょいと音をいじれる方がメリットに感じるかと思います!

 

実際Fenderなどはパッシブのベースが多いですね!

Ibanezなどはほとんどアクティブのベースしかなさそうですしメーカーによって狙っているジャンルが違うのでしょう!

 

さらに物によっては、アクティブとパッシブを切り替えることのできるものまで存在します!両方のメリットが味わえる便利な機能ですね!

たとえばこのIbanezのSR500E‐BMですね!

『EQ Bypass switch』と言うアクティブ/パッシブの切り替えのできるスイッチが付いています!

アクティブ時にはTREBLEだったつまみがパッシブに切り替えるとトーンの役割に代わるという仕組みになっています!

 

 

「アクティブとパッシブ両方試したい!」って方は2本買うのもいいですがこーゆうタイプのものを試してみるのもいいかもしれません!